中国語で「ちょっと考えさせて」の言い方|間をつなぐ自然な表現まとめ

中国語フレーズ・例文

質問された瞬間、頭が真っ白になる。

「何て答えよう」「中国語でどう言えばいいんだろう」と考えている間に、沈黙が流れる。焦れば焦るほど、何も出てこない。そして、焦って変な中国語を口にしてしまう。

この「考えている間の沈黙」が、会話で最もつらい瞬間ではないでしょうか。

でも、安心してください。中国語には「考えている」ことを伝えるフレーズがたくさんあります。 それを声に出すだけで、沈黙は「考えている時間」に変わります。

この記事では、考えている時間を自然につなぐ中国語フレーズを、場面別に紹介していきます。


中国語では「考えてる宣言」が普通

沈黙 = 悪ではない

まず大切なことを伝えます。中国語の会話では、声に出して考えるのが普通です。

中国語では間を言葉でつなぐ

日本語では、質問されて黙って考えるのは自然です。でも、中国語では「嗯……」(えーと…)や「让我想想」(ちょっと考えさせて)と声に出すのが一般的なのです。

間をつなぐ言葉 = 会話スキル

これは、単なる時間稼ぎではありません。「今、ちゃんと考えていますよ」と相手に伝えるコミュニケーションスキルなのです。

言えた時点で合格

完璧な答えを出すことより、「考えている」ことを伝えることの方が大切です。一言でも口に出せれば、それで十分です。


とりあえず使える超万能フレーズ

まずはこれだけ覚える

何も思い浮かばない時、とりあえずこれを言えば大丈夫です。

嗯……
Èn…
(えーと…)

使う場面
考え始める時の最初の一声。日本語の「えーと」「うーん」と同じです。

ポイント
少し長めに「嗯ーー」と伸ばすと、より自然に聞こえます。


让我想想
Ràng wǒ xiǎngxiang
(ちょっと考えさせて)

使う場面
質問に対して、答えを考える時間が欲しい時。

ポイント
最も使いやすく、どんな場面でも失礼にならない万能フレーズです。


怎么说呢……
Zěnme shuō ne…
(なんて言えばいいかな…)

使う場面
言いたいことはあるけど、中国語でどう表現すればいいか迷っている時。

ポイント
「説明したいけど言葉が出てこない」という感じが伝わります。

この3つで沈黙ゼロ

この3つを覚えておくだけで、会話中の「考えている時間」を自然につなげます。完全な沈黙より、この一言があるだけで印象が全く変わります。


少し時間が欲しいときの言い方

「ちょっと考えたい」

もう少し丁寧に、考える時間をもらいたい時の表現です。

我想一下
Wǒ xiǎng yíxià
(ちょっと考えます)

使う場面
質問が少し複雑で、じっくり考えたい時。

ポイント
「一下」(ちょっと)が入ることで、「少しだけ時間をください」という柔らかいニュアンスになります。


给我一点时间
Gěi wǒ yìdiǎn shíjiān
(少し時間をください)

使う場面
難しい質問で、しっかり考える時間が必要な時。

ポイント
少しフォーマルですが、真剣に考えていることが伝わります。


我想想看
Wǒ xiǎngxiang kàn
(ちょっと考えてみます)

使う場面
答えが思い浮かぶか分からないけど、考えてみる時。

ポイント
「看」(見る/試す)が入ることで、「考えてみるね」という柔らかい印象になります。

丁寧・自然

これらのフレーズは、相手に「少し待ってください」と丁寧に伝えられます。言語交換やビジネスシーンでも使える表現です。


質問が難しいときのクッション表現

答える前に一言

質問が難しすぎて、すぐに答えられない時のフレーズです。

这个问题有点难
Zhège wèntí yǒudiǎn nán
(この質問はちょっと難しいですね)

使う場面
質問の難しさを正直に伝える時。

ポイント
正直に「難しい」と言うことで、相手も「じゃあゆっくり考えて」と理解してくれます。


让我想一想怎么说
Ràng wǒ xiǎng yi xiǎng zěnme shuō
(どう言えばいいか考えさせて)

使う場面
答えは頭にあるけど、中国語での表現方法を考えている時。

ポイント
「怎么说」(どう言うか)で、言語の問題だと分かってもらえます。


我得想一下怎么回答
Wǒ děi xiǎng yíxià zěnme huídá
(どう答えるか考えないと)

使う場面
複雑な質問に、慎重に答えたい時。

ポイント
「得」(〜しなければならない)で、真剣に考えている姿勢が伝わります。

難しいと言ってもいい

質問が難しい時は、正直に「難しい」と言って大丈夫です。むしろ、無理に答えようとして間違えるより、誠実です。


中国語がすぐ出てこないときの言い方

初心者向け正直フレーズ

学習者として正直に、「言葉が出てこない」と伝えるフレーズです。

我一下子想不出来
Wǒ yíxiàzi xiǎng bu chūlái
(すぐには思い浮かびません)

使う場面
答えは分かっているけど、中国語の単語が出てこない時。

ポイント
「一下子」(すぐには)で、時間をかければ言えるというニュアンスになります。


我不知道怎么用中文说
Wǒ bù zhīdào zěnme yòng Zhōngwén shuō
(中国語でどう言うか分かりません)

使う場面
日本語では説明できるけど、中国語にできない時。

ポイント
言語学習者として非常に自然な表現です。相手も理解してくれます。


我还在想用什么词
Wǒ hái zài xiǎng yòng shénme cí
(どの単語を使うか考えています)

使う場面
適切な単語を選んでいる時。

ポイント
「まだ考えている最中」という進行形の表現です。

学習者らしくてOK

これらのフレーズは、「私は学習者です」という立場を明確にします。それは恥ずかしいことではなく、むしろ相手に配慮を促す効果があります。


会話を切らずにつなぐ相づち系フレーズ

考えながら反応する

完全な沈黙を避けるための、「考えている感」を出す相づちです。

对,我明白
Duì, wǒ míngbai
(はい、分かります)

使う場面
質問の意味は理解したけど、答えを考えている時。

ポイント
まず理解を示してから、答えを考える時間を稼げます。


嗯,我觉得……
Èn, wǒ juéde…
(うーん、私は…)

使う場面
意見を述べる前に、少し考える時間が欲しい時。

ポイント
「我觉得」の後を少し間を置くことで、考えている様子が伝わります。


是这样啊……
Shì zhèyàng a…
(そうなんですね…)

使う場面
相手の話を受けて、次の発言を考えている時。

ポイント
相手の話を聞いている姿勢を示しながら、時間を稼げます。

考えてる感が出る

これらのフレーズは、「聞いています」「考えています」という状態を相手に伝えます。完全な沈黙より、会話が「生きている」感じになります。


言語交換・通話で使いやすい表現

実践向け

オンライン会話や言語交換で特に使いやすいフレーズです。

等我想一下
Děng wǒ xiǎng yíxià
(ちょっと待って、考えます)

使う場面
相手に少し待ってもらいたい時。

ポイント
「等」(待つ)で、明確に待ってもらうことを伝えられます。


我想一下再回答你
Wǒ xiǎng yíxià zài huídá nǐ
(考えてから答えますね)

使う場面
すぐには答えられない質問をされた時。

ポイント
「再回答你」(その後答える)で、必ず答えることを約束します。


我整理一下我的想法
Wǒ zhěnglǐ yíxià wǒ de xiǎngfǎ
(考えを整理させてください)

使う場面
複雑な質問で、頭の中を整理したい時。

ポイント
少しフォーマルですが、真剣に考えている印象を与えます。

実践的で自然

これらのフレーズは、言語交換でよく使われる実用的な表現です。覚えておくと、会話がスムーズになります。


NG例|沈黙を生みやすい行動

初心者がやりがち

良かれと思ってやっても、実は会話を止めてしまう行動があります。

完全無言

何も言わずに黙り込むと、相手は「聞こえなかったのかな」「怒ってるのかな」と不安になります。

改善策
→ 「嗯……」だけでも声に出す


日本語で考えるだけ

頭の中で日本語で考えているだけでは、相手には何も伝わりません。

改善策
→ 「让我想想」と一言伝える


笑ってごまかす

笑顔は大切ですが、それだけでは答えになりません。

改善策
→ 笑いながら「怎么说呢……」と言う

一言あるだけで印象が激変

完全な沈黙や笑顔だけより、たった一言「考えてます」と声に出すだけで、相手は安心します。そして、あなた自身も焦らずに考えられます。


ミニ会話例|沈黙を防ぐ流れ

質問→考える→回答

実際の会話で、どう使うか見てみましょう。

例1:シンプルなパターン

A: 你为什么学中文?
Nǐ wèi shénme xué Zhōngwén?
(なぜ中国語を勉強しているんですか?)

B: 嗯……让我想想。
Èn… ràng wǒ xiǎngxiang.
(えーと…ちょっと考えさせて)

B: 因为我喜欢中国电视剧。
Yīnwèi wǒ xǐhuan Zhōngguó diànshìjù.
(中国ドラマが好きだからです)


例2:言葉が出てこないパターン

A: 你觉得学中文最难的是什么?
Nǐ juéde xué Zhōngwén zuì nán de shì shénme?
(中国語を学ぶ上で一番難しいことは何だと思いますか?)

B: 怎么说呢……我不知道怎么用中文说。
Zěnme shuō ne… wǒ bù zhīdào zěnme yòng Zhōngwén shuō.
(なんて言えばいいかな…中国語でどう言うか分かりません)

B: 声调最难。
Shēngdiào zuì nán.
(声調が一番難しいです)

自然な流れ

これらの例のように、質問の直後に「考えている」ことを伝えるフレーズを入れるだけで、会話が途切れません。


まとめ|「考え中」は声に出していい

考えている時間を沈黙にする必要はありません。中国語では、考えていることを声に出すのが自然なのです。

3つの大切なポイント

1. 中国語は間を言葉でつなぐ言語
日本語と違い、中国語では「嗯……」「让我想想」と声に出して考えるのが普通です。

2. 完璧な文より一言
完璧な答えを探して沈黙するより、「考えてます」と一言伝える方が100倍良いです。

3. 沈黙より100倍マシ
たった一言でも、声を出すことで相手は安心し、あなたも落ち着いて考えられます。

今日から使えるフレーズ3つ

  • 嗯…… (えーと…)
  • 让我想想 (ちょっと考えさせて)
  • 怎么说呢…… (なんて言えばいいかな…)

この3つを覚えておくだけで、会話中の「真っ白になる瞬間」を乗り越えられます。

次の中国語会話では、質問されたら黙り込まず、まず「嗯……」と声に出してみてください。その小さな一言が、あなたの会話を救ってくれます。

タイトルとURLをコピーしました